また日本人のモラルを疑う記事がちょっと話題になってるようですが。
岐阜市立女子短大生6人、フィレンツェの大聖堂壁に落書き 岐阜市の市立女子短大(松田之利学長)は24日、学生6人が今年2月に海外研修旅行でイタリア・フィレンツェ市を訪れた際、13世紀から15世紀にかけて建設された「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の壁に落書きしたと発表した。
世界遺産に落書きだなんてなんたる日本の恥! と憤る反応が多かったりしますが、大聖堂側の反応は「謝罪してもらえばいい」という寛大なものだったりします。
というのも実は、ニュースでは明かされない以下のようなオチがあったとのこと。
大聖堂の三大光景 実は、すでに落書きだらけなのよ。
あれは1996年だから12年前のこと。かなり強引にスケジュールを組んで、籍を入れる前の妻とイタリア旅行した。ローマ→ヴェネツィア→フィレンツェ→ローマを9日間。で、当然あの Santa Maria del Fiore にも行って、Duomo のてっぺんまでえっちらおっちら登った。
で、待ち受けていたのは、トスカーナの真っ青な空、ルネサンスの面影を残すフィレンツェ市街全景、そして落書き。それもサインペンとかじゃなくて、ナイフとかで刻んである。
つまり日本人観光客の落書きが1つ2つ増えたところで、大聖堂側にとってはもうどうでもいい状況だったと(笑)。そして現地の状況から察するに、落書きだらけの現状を見た観光客が「じゃぁ私もー」とつい書いてしまうという反応が容易に想像できてしまうわけで。今回の件に関しては名前まで書いたのが致命的だったわけですが。
もちろん落書きなんてやる奴は責められてしかるべきではありますが、「割れ窓理論」という言葉があるように、まず現地側が現状の環境を改善していかないとイカンのではないだろうか。